明け渡し

家賃未納による賃貸建物の明け渡しの依頼を受けた。大家さんは、家賃未納の事実と契約違反に目が行き、Ⅰ契約の解除Ⅱ建物の明け渡しは別の行為である事を理解しづらいようである。先ず、賃貸借契約を解除し、それから建物の明け渡しに入る。期間と経費が掛かる。大家さんは、契約する際に、貸す人の選択が強く望まれる時代である。

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裁判官

御厨貴の「後藤田正晴と矢口洪一の統制力」を読む。矢口最高裁裁判官は、裁判官というものは判例集にも載らない、何も載らないで、事件を溜めないでやつている裁判官が、一番いい裁判官です。だから、何かに飛びぬけていいと書かれたら、飛び抜けて悪いところがあると語っている。当りまえの事を当たり前にやる事が一番かも知れない。
人間は、弱い。それが難しいのかも知れない。

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プロジェクトX

プロジエクトX4豊田商事事件・中坊公平チームの闘いを読む。弁護士魂を感じた。司法書士魂というものを作れるか。作る事が出来れば、社会的地位も高まると思えた。豊田商事で多くの詐欺の種がまかれたとも書かれている。社員が詐欺の種に成った。それが、今、跋扈している。騙す方が悪いのか、騙される方が悪いのか。それは、道徳。法律以前の問題。人を騙さない。大事な事。騙された人の役に立つのも私たちのお仕事かと思う。騙すという草を刈るのも責務か。

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司法書士の仕事

山本浩司氏の「司法書士の仕事」を読む。不動産登記を中心としていた仕事内容が変化している事。「士業」間の棲み分けが難しくなっている事。士業としての問題点が列記されている。それにしても最後は、各資格者の精進が事務所維持と発展をはかるものと思った。

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藤本義一

下記の本の中に、数学学者岡潔先生との話が出ていた。藤本氏は「先生に生きていくことは、なにか」と訊ねた。先生は、その前に、なぜ、生まれてきたかを考えなくてはいけないと思う。なぜ、自分は生を受けたのかと。常に問いかけると何かが生まれると。仕事に忙殺されている人生。この事を忘れる。なぜ生まれてきたのか考えることによって日頃の生活も是正されるし、人生も豊かになる。

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大野正男

大野正男最高裁判事の「弁護士から裁判官へ」を読む。法律というものがどういうものか。最高裁がどうなっているのかを知る事が出来、勉強になる。大野先生が学んだ先任の松田二郎最高裁判事の言葉を本に援用している。「私は、最高裁の多忙なことは、かねて聞いていましたが、最高裁に入って、量的に多く、しかも、質的に困難な問題に直面して、全く仕事に忙殺されてしまって、今日に及んでおります。……私としてまず一番当惑したのは、難問が民事、刑事、行政、労働その他広い法域に亘っていることでありますが、しかし、先輩の裁判官がこれを手際よく捌いていられるのを見て、私は「神業」のように感じたのであります。……思えば神ならぬ身が、いわば、神々の仲間入りをしたようなものですから、忙しいのは当然のことだと、私は自分に言い聞かしている次第であります。」大野先生も最高裁判事中は、記録読みで等で他の本を読むことがほとんど出来なかったと書いている。

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黒川清

日経新聞、人間発見に黒川清氏の記事が有った。その見出しは、「原発事故で独立調査委を提言、委員長に」「怒とうの7ヶ月政官の圧力を許さず」「問題先送りと無責任、日本の最大の病」。黒川氏の履歴を調べ、同氏の下記の著書を読む。そこには、自分の仕事に対する使命と自覚が求められ、常に前進と改革が必要と書かれている。
先生のお父様もお医者さん。そして、先生は言う。医者に必要なのは「知力」「技力」「体力」そして「人間愛」と。法律家に求められるものは、「陽気」「勤勉」そして「誠実」。

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休日

事務職員の採用応募に、ハローワークへ行った。担当者の開口一番。休日は120日有りますねと聞かれた。年間の約3分の1、働かずに給金を払えとの事。当事務所は成り立っていくのか事務所代表者として疑問を抱く。資源のない日本の立ち行く先は、勤勉ではないかと思う一人。商人は飽きない。365日仕事であって、ちょうどではないのかと。一方、未来工業創業者の山田昭男氏は当社は、有給以外に会社の休みが138日あると胸を張る。世の中には、AとBが有るものだと思う。

大増員時代の弁護士

ブログにある匿名弁護士の廃業宣言。

「……理由ですか? もちろん、この業界のお先が『真っ暗』だからですよ。案件は減るわ、合格者はバカスカ増えるわ、執行部はアフォだわ、司法書士は幅をきかせるわで、もう業界全体が沈みかけの船みたいな状態です。こん船から一刻も早く逃げ出さなければならない、そう思ったからです。優秀で嗅覚の鋭い方は、もうとっくに逃げていますよ」

この意見は、若手から中堅弁護士の共有されている考えだとこの本にはある。

私は、認定司法書士で簡易裁判所の代理権、債務整理の際の依頼者の代理人となれる。この本を読んで弁護士の逆襲と行政書士が幅を利かしてくる不安を感じた。
法律業務に、市場原理がなじむものなのか、考えさせられた本。

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小沢里恵

ルイズビィ社長小沢里恵(38歳)子供のいる主婦。日本でルワンダの民芸品でビジネスを行う。「外向き志向」の題での朝日新聞の特集。苦労の連続のビジネス。彼女の言葉。-それぞれの得意分野で力を発揮すればいい。そして、あきらめたらその時点で終わり。何歳になっても外向きになろうと思えば、なれるなどと思います。-
「あきらめたら時点でそので終わり」素晴らしい言葉。今年の言葉としたい。