住宅ローン

14日の朝日新聞の一面。「無理なローン家失う」09年度6万戸が競売にとあった。「衣食住」。生活で大切なものの一つ。それを失うことは、家庭破壊につながる。個人再生を使ってなんとか生活を再生できないかと思う。
ロークを組む際、頭金が無い人の方がローンが苦しくなる傾向があると言う。個人再生は、債務者に使いやすい。住宅ローンで行き詰っている人は、先ずは専門家に相談し、解決に一歩踏み出す事だと思う。

相談

 ご夫婦で御相談に来られた。一般会社勤務。住宅ローンあり。健康を害し、給与が減額。家計状況からしたら、自己破産が生活再建には早い。子供さんが二人。お家を購入して12年。破産では自宅を手放す事になる。自宅で夫婦で培ってきた十二年の生活、誰でも守りたい。個人再生の選択肢もあるが、資産状況、今後の収入の見込み、子供さんの成長。3年での返済金とローン代、厳しい。更に相談検討する事になったが、時が解決する問題ではない。
 人生を見る相談である。

自己破産決定

 2年半に亘り債務整理を行ってきた女性が、今日裁判所で自己破産の審尋が有った。法廷の入口まで付き添った。
 不動産の一部所有があり任意整理で着手。不動産処分し債務減額を図る。しかし購入ローンの残額が残る。個人再生を検討。しかし、離婚などの理由で月々の返済額が高額になる。自己破産に方針を変更。この間、人生の相談に乗ってくれる方が現れる。破産することに対する理解を求める。新伴侶予定者も理解を示し、今後の生活再建に協力してくれる事になる。破産申請。そして、本日の審尋の結果、「破産開始決定」並びに「同時廃止」。2月中旬免責審尋の予定となる。
 不動産の売却、転居、離婚、新しい協力者の出現。そして、お医者様もお子様を授かるのは難しい体質と話されていたのに、その子を授かる。彼女にとって、激動の2年半。無事出産され、家族三人で新しい出発が出来ることをただ念じる。仕事のやりがいをふと感じる時である。
 

中小企業

 経済の底打ちの実相という新聞記事を読んだ。表題は「マイホーム難民急増」である。某さんは、18年間住んだマンションを競売にかけた。仕事は、小さな設計事務所と旅行代理店を営んでいたが、昨年の金融危機以降は仕事がほとんど入らず、行き詰まった。

 中小企業の小は、数ヵ月仕事がなければ、含み資産や運転資金が潤沢にあるわけではないので、直ぐに行き詰まる。経営コンサルタントは、一年分の運転資金をと指導するが、そのように上手く経営はできない。経済は生き馬の目を抜くといわれる程、運営に、資金確保に、人材確保に厳しい。その中で、小企業は活きていくしかないのである。

 上記の某氏は、競売後さらに1億円の借金が残り、自己破産した。家族と気まずくなって別居。家族離散がはじまっている。

 住宅は要。出来るだけ個人再生を使って、家の確保に努めるべきだ。その際には、奥さん・子供さん方の協力は欠かせない。