中井久夫

 中井久夫氏の「精神科医がものを書くとき」を読んでいる。法学部から医学部へ転部し、精神科医になられた方。1943生まれの先生。
 その一節 ……トーマス・マンは「もし自分が書かなかったら限りなく憂欝になっていただろう」と言っているが、重い憂欝なっていたかもしれない。独善的あるいは無内容になる前にまず憂欝になっていただろう。書くことは明確化であり、単純化であり、表現衝動の減圧である。……
 書くことは明確化であり、単純化。まさにそうで有る。この本を読み進むことにより、知性の差と、不勉強さを感じさせられる本である。

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マックス・ウェーバー

 25日の日経新聞「春秋」にマックス・ウェーバーの一節がでていた。「政治とは、情熱と判断力の二つを駆使しながら、堅い板に力をこめてじわっとじわっと穴をくり貫いていく作業」
 この一節は、仕事にも同様のことが言えると思う。情熱+判断力。会社が、事務所が生き残っていく要素たと思う。更に私達には、毎日の研鑽がより求められるのかも知れない。

櫻井泰紀

 櫻井氏の「稼げる行政書士になる方法」読む。14年間司法試験を受け続けた後、行政書士となる。そして行政書士として成功。人の3倍働け。人の3倍勉強しろである。各士業も専門家しつつある。事務所を維持していくためには、ある部分に強くならなければならないと感じた。どんな物事に向かうためにも参考になると思う。

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富の獲得

 日経「私の履歴書」は、今はユニ・チャーム会長高原慶一郎氏。私は、人の三倍は働いてやろうと決意し、実行したとある。
 「手を動かすことを怠る物は貧しくなり、勤めて働く者の手は富を得る」という箴言がある。身近な方々を思うと、同感である。翻って、自分を省みると、怠惰さを痛感。勤勉が当たり前になること。勤勉こそ第二の才能と言われる所以。 

一生モノの勉強法

 鎌田浩毅先生の「一生モノの勉強法」を読む。おわりに哲学者ショーペンハウエルは「読書とは他人のものを、考えてもらうことである」と警告しています。本を読んだだけで満足するだけでなく、読んだ内容を実行して自分のものにすることが大切ですと有る。仕事も、勉強も、そして債務整理も実行が大事。動くこと、これが難問を解決する道かも知れない。

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難しい

 昨日の天声人語。古代ギリシャの七賢のひとりタレスは、何が一番難しいがと問われて「自分を知ること」と言った。容易なことは、「他人に忠告すること」と答えたと有る。又、詩人吉野弘さんの一節を上げて、「他人を励ますのは気楽です。自分を励ますのが大変なのです。」
 私たちの仕事は、他人に助言すること。忠告より若干弱いが、ほぼ同様のことかも知れない。30分依頼者から、多重債務に至った事情を聞く。多くの事情を聞かなければ、現状が見えない。その上で忠告する。では、自分の債務整理に関する能力を本当に知っているのであろうか。本当に難しい。難しいから、勉強をしいられる。
 詩人の言葉通り、依頼者は、大変だが自分を励まし続けなければならない。励まし続ければ、問題は解決へと進むものと思える。プラスへ、プラスへ考える。これが大変。

新聞

毎日新聞の「余録」。本塁打ベーブ・ルースは、「生れながらの好打者とはカッブの事を言う」。そのカッブは「生れながらの好打者はホーンスビーだ」。そのホーンスビーは「偉大な打者は作られるもので、生まれつきなものではない」という。ピート・ローズも、「いい打者は頭を使い、体を動かし、練習をたくさんする」という。誰よりも早く球場に入りしてのストレッチをはじめ体調の自己管理を徹底を極めたイチロー選手。頭を使い、体を動かし、練習をした。それが、9年連続の200安打を達成させた。

 頭を使い、体を動かし、練習をする。仕事、勉強も同様であると思う。天才はいないのである。頭を使い、体を動かし、勉強をしたい。

老いて

 鎌田茂雄・清水健二著「禅と合気道」を購入した。そのーまえがきーに。

 佐藤一斎の言志四録につぎの言葉が見える。少(わか)くして学ばば、壮にして為す(な)あり。壮にして学ばば老いて衰えず。老いて学ばば死して朽ちず。

 青年時代、一生懸命に勉強すけば、壮年になって何かをなすことができる。壮年になってさらに学問をすれば、老いてなお衰えることがない。老いてなお学ぶならその名は朽ちることなく、不滅の業績をこの世に残すことができる。~老人になると、血気が衰えていく、しかし老年になっても少しも衰えないものがある。それは志気である。志(こころざし)である。志とは気力である。合気道で気力が養えるとある。

 気力は、合気道だけではなく、全てのスポーツでも養えるとおもえる。それよりも、その前提の「やろうとする意思」である。貸金業者の経営状況が悪く過払い金請求も難しい。任意整理も分割返済金に金利が付くようになり、任意整理そのものが困難になっている。でも、やらなくては、問題は解決しない。これが気力か。

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飲食をつつしみ仕事を励むのはあたり前のこと

二宮翁夜話を読んでいたら、表題の言葉が有った。

 夜話は、次の様な内容である。論語に「君子は飽きるほどは食を求めることなく、居住も安からんことを求めることなし。仕事に骨を折り、無益のことは言わず、そのうえで道に則っていか反省して正しくしていく、(ここまでやれば)よほど誉められてよいと思っても、ただ学を好むというべきのみ」と言っている。聖人の学は厳格なものだ。これを今風に言えば、「酒は飲まず、仕事はかせぎ、むだにことはしない、これが普通の人なのだ」というもようなものだ。

 勤勉。私達が、直ぐに忘れてしまう事。1週間に1度は思い出したい。

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某新聞に次の様な言葉が掲載されていた。「勝つためには、競って、競って、競い続けるている。それが私の人生なのです。」女性スポーツ史上最強といわれる米国のベーブ・ディドリクソン・ザハリヤス選手の言葉である。

中谷巌氏の本で、その道の専門家になるのには、1万時間勉強しろとあった。毎日8時間、365日、5年間。司法試験もこれに近いことを言われた。その上に、中谷氏は外国語を一つは話せという。

 資源の無い日本人がこれから生きていくには、必要なことかも知れない。生きていくためには、勉強して、勉強して、勉強し続けていかなければならないのかも知れない。ゆとりある教育とは言っていられない。勉強とは、つとめることをしいる事である。いやなことをしいるのである。しいれば、やなことでなくなる。第二のよき習慣となる。自分は、少しで前に進み実践できる。