南淵明宏

南淵明宏氏の「心臓外科医の挑戦状」を読む。医療職人を目指す先生の姿に感銘。手術の数をこなすことこそ、技術進歩があり必要不可欠と断言する。私の事務所も事件をこなすことが事務所の力を増すことと思った。手術もそれぞれ異なる様に、依頼受ける事件もその内容は微妙に異なる。その中で依頼者の最善の道をお探しするのが事務所の任務か。悪い意味の唯我独尊にならずに、多くの情報を得て、最善の道を探すのが専門職の責務と思った。

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加藤友朗

移植外科医加藤友朗氏の「移植病棟24時間」を読む。日経新聞に加藤先生の記事が有ったので購入した。9年前の本であるが、米国における移植外科というものを知る事が出来た。子供の生死に関する移植する際、子供の人権を最大限に尊重するため親が同意しない場合は裁判所が許可をする方式があることを知る。法律の有効性と厳しさを知る。それと同時に、法律の深さを思う。法律そのものに対する研鑽を強く感じた。

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中村仁一

中村仁一氏の本を読む。
医療との関わりの本。
老いは死ヘの一方通行。だからあまり医療に依存し過ぎなほうが良い。
老いには寄り添い、病には連れ添う。年寄りの役目は、出来るだけ自然に死んでみせること。
逝き方は、生き方とある。
医療の一面を知る本。成年後見人業務にも役立つ。

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ノーフォールト

岡井崇著「ノーフォールト」(無過失補償制度)を読む。
医療と法律。医療過誤・医療災害。訴訟による医療の萎縮と医療の発展の問題。
法律に携わる者として、勉強に成った。

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総合診療ドクターG

 NHKのテレビ「総合診断ドクタージェネラル(指揮官の意味)」を見た。患者の外形的症状及び患者からの症状に対する申告から病名を判断し、治療方法を探し出す。中心の先生の明快な診断とそれに至った経緯の説明。勉強していると強く感じた。人様の命を預かっている。その使命感がなさせる精進かと思った。
 法律家は、自由と財産を守る。命の次に大事なもの。その大事さを肝に銘じ、緊張感を持って日々の精進が必要とテレビを見ながら思った。

ノーフォールト

 岡井崇著の「ノーフォールト」の「上」を秋田出張の車中で読み切った。これから「下」を読む。ノーフォールトの意味は無過失という意味。医療が維持・発展するためには、医師の研修制度の必要性と医療過誤の問題を内容とした本。医療、特に産婦人科で医療訴訟が多い。福島地方裁判所でその裁判を傍聴したこともある。憲法で、萎縮効果を習ったことがあるが、訴訟が多いと萎縮効果が発生し、医療そのもの維持・発展が阻害される。医療行為が無過失であっても、死亡した家族は耐えられない。問題は深く、考えされられる事である。

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技術を尊重

 朝日新聞の人生の贈りものに、日本大学医学部南和友教授の「技術の高い医師を尊重しない日本」という話があった。先生はドイツで約30年間に2万例以上の心臓手術を執刀された方で、世界でも最多症例を手がけた一人である。日本の医療現場は学問編重で、技術を尊敬しない。ドイツでは、施設を集約し医師も厳選して専門医として訓練を行う。心臓手術をする日本の1施設の平均数は、100例弱。ドイツは、1200例。これでは医師のモチベーションは低く、改善しても医師の得にならないから、患者が医療の中心にいないと言われる。

 それぞれ症状が異なる多くの手術を行うことによって、技術は間違いなく向上する。法律業務も同様で、多くの事例の相談を受け、それを解決する事ことによってのみ、事務所として、又私自身として力が付くものと思う。南先生の記事を読み、その意を強く感じた。