伊藤博文

 日韓併合100年。昭和61年7月時の藤岡正行文部大臣が「日本の伊藤博文と韓国の高宗との談判、合意に基づく」と発言したら、韓国側の抗議によって罷免されたとの記事が8月16日付産経新聞皿木論説委員の記事にあった。
 今、伊藤博文を読んでいる。新たな観点から著者が書いたものである。一読の価値はあると思う。

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綿貫民輔

 日経新聞夕刊、「証言いま振り返る」で与党幹事長、派閥会長、議長を歴任した綿貫民輔氏がトップの極意を語っている。
 「物事は壊すのは楽だ。まとめるのが一番難しい。『この人が言うならしょうがない』と言わせること。この野郎、と思っても全部丸めて団子にしないと。初めにばーっと行くのも一つの戦法かもしれないけれど、それではなかなかまとまらないですね、」とある。
 正に人徳というもので、日本的考えかも知れない。しかし、それがだんだん許されない日本社会になっているかも知れない。

後藤新平

 前々から気になっていた藤新平である。一気に後藤新平の本三冊を購入した。先人の情熱と努力を知り、怠惰になりやすい自分を、叱咤激励したい。人のため、世のために働くのが一番。一日読書で過ごしたい。
 お金を残すのが下。事業を残すのが中。人を残すのが上。

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ウルトラ・ダラー

 手嶋龍一著「ウルトラ・ダラー」を読んだ。解説で佐藤優氏がこの本は、インテリジェンス小説と言う。インテリジェンス小説とは、公開情報や秘密情報を精査・分析して、近未来に起こるであろう出来事を描く小説である。著者手嶋氏は、特別な秘密情報を知る場所にいて、膨大な公開情報を情報分析能力を持っている方だと語っている。
 読んで、自分の不勉強さと本の内容の厚みを感じた。イギリス、アメリカ、中国、北朝鮮、フランス、そしてウクライナが出てくる。いやでも日本は日本を守りつつ、世界と関係していかなくてはならないと思った。

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利休入門

 新潮社の「利休入門」を読んだ。利休は命を掛けて茶を残した。当時茶は政治の一面を成していた。茶人は資金を武人は武力を、それを繋ぐもので有った。その時代の動きが有った。秀吉に切腹を命じられた利休。その秀吉を祭る豊国神社は徳川幕府によって神号が廃止され、朽ちるままにされた。明治になって復活された。
 昼間、豊国廟をお参りした事がある。誰もいなかった。時の流れとはそんなもかも知れない。その中で、茶道は残って来た。何故かとふと考える。

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まじめ

 1月1日日経新聞。「風雪知らぬ宰相」という見出しで、記事がある。その最後に次の一節がある。
 鳩山の祖父で元首相の一郎は「鳩山一郎回顧録」の中で夏目漱石の小説「虞美人草」の一節を引用している。「まじめとはね。真剣勝負の意味だよ。人間全体が活動する意味だよ。口が巧者に働いたり、手が小器用に働いたりするのは、いくら働いたってまじめじゃない」
 
 国会が始まり、首相の答弁を聞いていると、何かを感じる。人を批判するのは簡単。私自身果たして、「まじめ」に真剣勝負をしているのか自問自答する。人生は毎日が、真剣勝負かも知れない。大変苦しいが。

オノ・ヨーコの言葉

 「ひとりで見る見る夢は夢でしかない。みんなで見れば現実になる」オノ・ヨーコの言葉である。朝日新聞の27日の生活欄。ホテルマンから市長選出馬の記事。長野市の10月、市長選に出た高野登氏が街頭演説で使った言葉だそうだ。
 高野氏は米国系高級ホテル「ザ・リッツ・カールトン東京」の日本支社長。
「いま動かなければ、死ぬときに後悔すると」思い、故郷の市長選挙に立候補した。5万7728票の支持を得るが、651票で敗退する。
 そして、「怖くてもリングに上がらなければ、勝者にも敗者にもなれないのです」と敗戦の弁を語る。
 
「一人で思い悩む事は悩みでしかない、皆で悩めばそれは現実となり解決となる」。上の言葉を読み、ふとこんな債務整理への言葉が浮かんだ。
 
 ご指導いただいている小坂憲次元文科相の選挙区。選挙区の激しい動きを感じた。

今日の朝日新聞

 朝日新聞の政策ウオッチ。改正貸金業法、抜け落ちた費用負担の論点とある。
 病気のリスクが高い人が生命保険に入ろうとすると、高い保険料を支払わされる。全く同様に、貸し倒れのリスクが高い人が借金をする場合も高い金利がつく。では、その金利は幾らが妥当かとの問題について、十分に検討されていないと言う訳である。
法定金利の上限15%。消費者金融は24~29%までで貸し付ける事が出来る。来年の改正で20%に抑えられるが、判例で法定金利以上の金利を取れば、過払い金が請求がされる。15%以内で貸すようになる。各消費者金融もその様に既に行っている。
 弁護士等は、これでも海外に比べて金利が高いという。一方消費者金融は、15%でもきついかも知れなと言い、貸し出しに慎重になる。自己破産をされてしまえば、元本まるまる返済されない。借りる人の窮状と会社としての経営問題。借りる人が必ず返すのであれば、金利は低くなる。借りる人は苦しいから借りる。その後の収入が上手くいかなければ返せない。その人、景気、経済、その他諸々と深く関係する問題である。

日航は日本を映す鏡

12月6日の日本経済新聞に「日航は日本を映す鏡」との記事があった。
右肩下がりの日航の株と日本の名目GDPグラフ。グラフの横には「縮む2つの日本」とある。右肩上がりの日本が有ったなど嘘の様である。

日航には最近人件費削減で年収200万円を切るような契約社員もいるという。一方で年数百万円の年金を受けるOBが給付削減に抵抗している。現役世代の稼ぎで退職世代を支える公的年金制度の近未来図に映る。発言力を増す高齢者層に嫌われるのを避けるようと、政治が制度改革を先送りするほど、将来世代に回るツケは重い。

OBに言わせれば、給料の後払いである。現役世代も、OBほど働かない面もあるかも知れない。でも、問題の先送りは問題を更に複雑にする。債務整理も、同様。最善な解決は得られないかも知れないが、次善の解決はそこにある。

【参考】
■日本航空株価

日本航空

(引用元 Yahoo! ファイナンス

■名目GDPの過去20年(+2009年見通し)
[世] 名目GDPの推移(日本)
(引用元世界経済のネタ帳

言葉

 関係している団体の会長小坂憲次氏が、今回の選挙12万余の厳粛なる国民の信託を受けたが、長野で落選した。親の七光ではなく、八光の方である。親族が八代も国会議員を続けてきた方である。元文部科学大臣。英語も堪能。日米友好議連盟の役員等をされていた見識者。海外の著名とも交流がある。国家のためには必要な先生の一人である。
 日本経済新聞の夕刊、女が語る政治の家があった。安部晋三前総理のお母さん安部洋子氏が政治の家を語っている。その一節に「選挙というものは結局、人様の心をいただくものですから」とあった。
 人様の心をいただく。何事にも大切な言葉。どうしたら人様の心をいただけるか。己の精進を励ます言葉であると思う。