ミカドの肖像

猪瀬直樹の「ミカドの肖像」を読む。明治から昭和までの日本の変遷の一部を学ぶ事が出来た。如何に学ぶ事が多いかも痛感させられた。厚いけれど機会が有れば一読をお勧めする。

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日本永代蔵

商売を知るには日本永代蔵をと有ったので、日本永代蔵を手にした。江戸時代に既に「店」の破産の方法も定まっており、破産後の自然債務と対す証文「仕合証文」というものが有ったことをも知る。明治になり民法等が出来たが、既にその素養は江戸時代に有ったのである。

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司法書士の歴史

司法書士のルーツは、明治5年司法卿である江藤新平が主導して制度化した代言人、代書人、公証人の役割を創った時に遡れる。法曹界において、代理権を得る事を目指すだけではなく、司法書士は代書―書く力によって、弁護士や公証人と立ち向かって行くべきではないかとの意見を読んだ。書く力によって、最高裁まで戦える司法書士を目指すことも大切と同感した。研鑽が求められる。

色は匂えど

新聞の切抜きの整理。日経新聞文化欄に「色は匂えど…」と題してドイツ在中の四元康祐氏が新いろは歌を書いている。そこに、昔習った空海とも柿本人麻呂作と言われる諸行無常を謳い上げたいろは歌も有った。

「色は匂えど散りぬるを我が世誰ぞ常ならん有為の奥山けふ超えて浅き夢見じ酔いもせず」。馬齢を重ねると、心に沁みる。

137億年の物語

生きている、生かされている。本当は、生かされているのかも知れない。そう思ったとき感謝が生まれる。それを認識する本か。

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零戦

「零戦」を読む。物づくりの原点。一つの目標に一糸乱れず多くの人々が、自分の持っている力を精一杯出し切る姿。物量には敵わないから人材で勝負と本に有る。今の韓国・中国を見る思い。国の生死を掛けた時代背景は、異なる。しかし、いまも経済戦争。ゆとりも大切だが、精勤も必要と思う。

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所信表明

野田総理の解散前の所信表明の一節。「誰しも、10代さかのぼれば、そこに1204名の祖先がいます。私たちは遠い昔から引き継いできた長い歴史のたすき受け継ぎ、この国に生を受けました。戦乱や飢饉のさなかにも、明治の変革期や戦後の焼け野原においても、祖先たちが未来の世代を思い、額に汗して努力を重ね、将来への投資を怠らなかったからこそ、今の私たちの平和と繁栄があるのです。子や孫たち、そして10代先のまだ見ぬ未来を生きる世代のために、私たちは何を残していけるでしょう。」
少子化問題は、この所信表明にも関係する。失礼ながら、お子さんがいらっしゃらない方々にこの思いが通ずるかである。事務所でも、町内会でも、同好の集まりでも、共通の認識と未来を共に考える事は難しい。その難しさを乗り越えた団体のみが、維持発展出来るのではないかと私は思った。

和敬清寂

千玄室氏が、利休の哲理「和敬静寂」に述べている。~利休は和敬清寂という哲理を立て、織田信長、豊臣秀吉といった権力者を抑えた。武家政治のなかで武家だけが偉いわけではない。武力より文、教養、心が大事とお茶を教えた。茶室に入るには武士に刀を外させ、農民も商人もみんな一緒。人間同士が差別なく本当の心の絆をつくることと。又、幸せについて語っている。幸せは、本当はお互いが仕え合う「仕合わせ」と。自分さえよければいいという自分本位、得手勝手な考えではないと。お茶を飲んで、仕え合う心を感じて見よう。

西行

西行の歌が有った。
「散るを見て帰る心や桜花、むかしに変わるしるしなるらむ」
辻邦生の西行花伝を思い出し、本箱を探す。

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塚原仲晃

 1933-85年 58年東大医学部卒業 65-68年米国留学
70大阪大学基礎工学部教授に就任。
 1985年8月12日夜、日航ジャンボ機123便に乗り合わせ、御巣鷹山にて51歳で逝去。
 第二次世界大戦でも、優秀の方々が亡くなった。ある事故でも優秀な方、そして素晴しい方々が亡くなったのである。

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