日本永代蔵

商売を知るには日本永代蔵をと有ったので、日本永代蔵を手にした。江戸時代に既に「店」の破産の方法も定まっており、破産後の自然債務と対す証文「仕合証文」というものが有ったことをも知る。明治になり民法等が出来たが、既にその素養は江戸時代に有ったのである。

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相談

 ご夫婦で御相談に来られた。一般会社勤務。住宅ローンあり。健康を害し、給与が減額。家計状況からしたら、自己破産が生活再建には早い。子供さんが二人。お家を購入して12年。破産では自宅を手放す事になる。自宅で夫婦で培ってきた十二年の生活、誰でも守りたい。個人再生の選択肢もあるが、資産状況、今後の収入の見込み、子供さんの成長。3年での返済金とローン代、厳しい。更に相談検討する事になったが、時が解決する問題ではない。
 人生を見る相談である。

破産

 青林書院発行「破産管財実践マニュアル」を読み始める。司法書士は管財人になれない。弁護士が裁判所によって選任される。私たちが依頼を受ける自己破産は、清算すべき財産等がない場合で、同時廃止となり、管財人が就かない事件が多い。しかし、業務の流れから管財人が選任される場合がある。そのとき、管財人はどのような考え方で管財業務を進めるのか、知っておく必要がある。

 本で管財人の心得は何かとあった。それは、破産法第1条を遵守することだという。利害関係の調整と公平な処理。そして、バランス感覚が大事だと語る。このバランス感覚が勉強と経験で生まれてくるもので、努力が必要とある。そう思う。再確認の意味で第1条を書いて見る。

 破産法第1条(目的)
この法律は、支払不能又は債務超過にある債務者の財産等の清算に関する手続きを定めること等により、債権者その他の利害関係人の利害及び債務者と債権者との間の権利関係を適切に調整し、もって債務者の財産等の適切かつ公平な清算を図るとともに、債務者についての経済生活の再生の機会の確保を図ることを目的とする。

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