柳井正

柳井正氏の大学変えねば日本は沈むの記事を読む。その提案として⑴大学の役割改正―社会人が学び直せる機会を増やすため、生涯学習の機能を強化。起業家の育成機能の拡充。⑵教員の人事評価―社会変化に合わせて講義も刷新し、教える技量も向上させる。⑶大学の会計制度の見直し―経済合理性を基準とする企業並みの会計制度を導入。⑷大学の監督制度―文部科学省による監督体制を廃止し、学問の自由を優先する。大学にも、競争原理を入れなければ、アジアで大学は生きて行けないと私も思う。
私達の「士業」も、報酬規程の一律化が無くなった。「競争原理」が食い込まれた。安閑としてその資格のみでは、事務所の運営が難しくなっている。同業間での報酬競争が生まれている。確かに、各司法書士の資質の向上は生まれた。しかし、その一方で資格を得ても生活ができない者も、生じている。甘い考えかもしれないが、資格社会は競争原理だけで良いのかと、又、ふと考える一人である。

大増員時代の弁護士

ブログにある匿名弁護士の廃業宣言。

「……理由ですか? もちろん、この業界のお先が『真っ暗』だからですよ。案件は減るわ、合格者はバカスカ増えるわ、執行部はアフォだわ、司法書士は幅をきかせるわで、もう業界全体が沈みかけの船みたいな状態です。こん船から一刻も早く逃げ出さなければならない、そう思ったからです。優秀で嗅覚の鋭い方は、もうとっくに逃げていますよ」

この意見は、若手から中堅弁護士の共有されている考えだとこの本にはある。

私は、認定司法書士で簡易裁判所の代理権、債務整理の際の依頼者の代理人となれる。この本を読んで弁護士の逆襲と行政書士が幅を利かしてくる不安を感じた。
法律業務に、市場原理がなじむものなのか、考えさせられた本。

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