本田靖春

元読売新聞社の記者で有ったノンフィクション作家本田靖春の「不当逮捕」を読む。知る自由、表現の自由と国家権力との戦い。憲法問題である。しかし、その裏にはドロドロとした政治の社会、司法の社会、そして大きく社会全体の動きが有る。巨視的に物事を見る力を養うことが法律家に必要と思った。又、人の縁(エニシ)不思議さも知る。

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西野博之

 西野博之氏が書く、毎日新聞「きっとだいじょうぶ」を読む。定時制高校に通う生徒の入学から卒業までを追うドキュメンタリー映画「月あかりりの下で」を見た話しである。入学してきた彼らに学校での居場所をつくる事が、先生方の役目だという。それは彼らが、ここの高校に通うまでに、大いに虐げられてきたから、彼らを認める場所が必要なのだと言う。いま学校現場では、校則に違反するような行為が一つでもあれば容赦なく処分する「ゼロトレランス」(寛容度0)方式が行われている。一人一人の子供が抱えている困難等に配慮しない考え方である。この処分を受けた子供たちが、再度自分の夢を紡ごうとして、定時制高校に通い、夢をかなえる映画である。
 記事を読んで、管理社会を強く感じた。国民総背番号制にも繋がる考えではないかと思った。管理と自由、真剣に考える問題だと思う。
西野氏は、NPO法人フリースペースたまりば理事長である。